本屋に行くと、たくさんのFX本が出版されているのがわかります。
また、FX本の中でも専門性の高いものは金額も高いため、しっかり選んで自分に合ったものを買ってください。
本記事では、カテゴリー別にFXのおすすめ本を紹介していきます。
いずれも自分が読んだ中で本当によかった本のみを厳選して紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、すべてを読む必要は全くありません。
興味のあるカテゴリーで1~2冊読めば十分です。
FXおすすめ本:初心者におすすめの入門書 1冊
最初はこの1冊から始めればいいかなと思います。
一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版
FX入門書の大定番です。
基本的の基礎知識からファンダメンタルズやテクニカル分析の概要まで幅広く網羅しています。
図も多く読みやすいので、初心者におすすめの一冊です。
FXおすすめ本:初心者を卒業した人の基礎編 3冊
入門書を読んだ後の基礎編です。
海外の書籍に手を出す前に読んでおきたい3冊です。
ズバリわかる! FXチャートの読み方・使い方
チャート分析の本の中で一番わかりやすいんじゃないかと思います。
チャート分析に必要な基礎知識は一通り網羅されています。
岡安盛男のFX攻略バイブル
著者の豊富な金融知識をもとに、世界経済の動きをどう解釈してFXに取り組んでいくかを書いた知性あふれる一冊です。
本自体の構成が見やすいのと、図が多く理解しやすい良書です。
スキャルピング、デイトレ、スイング、中長期のスタイル別の取り組み方についても書かれており参考になります。
京大と阪大を出た現役医師が教えるFXトレード実践マニュアル
著者である田平さんが自分の考え方をストレートに投げ込んでいます。
少しくせがありますが、説明は柔らかく論理展開がしっかりしているので読みやすいです。
一歩踏み込んでFXについて考えたい方は必読の1冊です。
FXおすすめ本:テクニカル分析を学ぶための6冊
FXでしっかり学びたいのがテクニカル分析です。
多めの6冊を紹介します。後半の3冊は上級者向けです。
ずっと使えるFXチャート分析の基本
FXのテクニカル系の本には、移動平均線やMACD、ボリンジャーバンドなどのインジケーターにフォーカスした本が多いですが、本書はローソク足の値動きに焦点を当てています。
値動きこそ相場理解の本質。
ぜひ読みたい1冊です。
世界一わかりやすい! FXチャート実践帳
練習問題がついたチャート分析の良書です。
相場がどう動くのかをドリル形式で楽しく学べます。
独学でチャート分析を始めようとしている方には強くオススメします。
FXチャートリーディング マスターブック
ローソク足と基本的なインジケーターを使って相場心理をどう読むかが徹底的に解説されています。
「チャートで相場を読む」を追求した1冊です。
中級者向きです。
先物市場のテクニカル分析
先物市場というタイトルですが、FXでも十分当てはまります。
テクニカル分析の古典的名著で、多くのトレーダーのバイブルです。
上級者向けです。
FX 5分足スキャルピング――プライスアクションの基本と原則
一度は読んでおきたいプライスアクション(値動き)の有名な専門書です。
ただし、海外の本ではあるあるですが、内容が難しいうえに日本語訳が読みづらいです。
上級者向けです。
高勝率トレード学のススメ
FXは勝率の低い相場を避け、勝率の高い相場で勝負すべきです。
本書では、勝率を高く維持するための手法や考え方が丁寧に解説されています。
上2冊よりは読みやすく、中級者向けです。
FXおすすめ本:ファンダメンタルズを学ぶための1冊
ファンダメンタルズは1冊読めば十分です。
これ一択でOKです。
イチからわかる! FXファンダメンタルズの読み方・使い方
前述の「ズバリわかる! FXチャートの読み方・使い方」と同じ著者です。
著者は横尾 寧子さんという方ですが、この方の本は本当にわかりやすいです。
この本1冊で重要指標の読み方はだいたい理解できます。
FXおすすめ本:メンタルを鍛えるための2冊
デイトレード
勝てるトレーダーになるためには必読の一冊です。
本書にはマーケットとどう向き合うかについて書かれた教訓が多く、自分よがりなトレードを繰り返している思考の誤りに気づかせてくれます。
1ランク上のトレーダーになるための良書です。
初心者には難しく中級者向きです。
ゾーン 相場心理学入門
相場心理学について書かれた名著です。
取引で負けたときの精神状態など心理的な部分を学ぶことができます。
ゾーンとは、「恐怖心ゼロ、悩みゼロで、結果は気にせず、淡々と直感的に行動し、反応し、ただその瞬間に「するだけ」の境地」。
中級者向けです。
FXおすすめ本:読んでおきたい名著 2冊
投資苑
プロのトレーダーであり精神分析医アレキサンダー・エルダー氏によって書かれた本です。
群集心理を理解してトレードに活かしていくということが主軸ですが、内容の幅が広く、本書だけで心理、手法、資金管理とトレードに必要な知識は一通り学べます。
中級者向けです。
損切りと利食いのテクニック
エントリー手法に焦点を当てた本は多いですが、本書は出口戦略となる損切りと利食いに焦点を当てています。
著者は、投資苑のアレキサンダー・エルダー氏です。
投資苑を読んだ後のほうが理解しやすいと思います。
上級者向けです。
FXおすすめ本まとめ
いかがでしたでしょうか。
本は学ぶべきことが多く、コスパのいい投資です。
FXで本格的な投資を始める前に、本を買うことで自己投資してみてはどうでしょうか。
では、また。