自分がやりたいことはぼんやりと持っているけど、うまく時間が取れずに、やりたいことができていない。
そんな方々に向けた記事です。
日々、漠然と『そういえば、あれやりたいな』と思うこと、あなたはいくつ実行できていますか。
- 新しい趣味を持ちたい
- 海外旅行に行きたい
- 英会話を習いたい
- プログラミングを勉強したい
などなど。
『ほとんど実行できていません』という人も多いはず。
そして、やりたいことができていない人ほど、『毎日、退屈だな』と思っているのでは。
そろそろ、退屈な毎日とさよならして、ワクワクする毎日に飛び込みませんか。
この記事では、
- やりたいことができない理由・原因
- やりたいことができない人の特徴
- やりたいことができない人から卒業する方法
を解説していきます。
実際、私自身も『やりたいことができない人』でした。
仕事はなかなかの忙しさ。
『やる時間ないよな』の連続でした。
でも、自分の行動・習慣を見直した結果、やりたいことをやるために、時間を作るようになり、細かいスキマ時間の使い方も上手になりました。
そのおかげで、仕事は相変わらず忙しいですが、やりたいことを着実にできるようになることができました。
しかも、特に難しいことはやっていません。
やったことは『やりたいことリスト』を作って、それを定期的に見直しているだけ。
やりたいことができている人は、数歩先の未来をイメージできている人です。
やりたいことができない人は、1歩先の未来すらイメージできていない人です。
その差は、才能でもなければセンスでもない。
ただ、『人生のtodoリスト』を持っているかどうか、その作業をしたかどうかだけ。
それでは、詳しく解説していきます。
なぜ『やりたいことができない』のか
まず、なぜ『やりたいことができない』のか、その理由・原因を分析してみます。
それは『行動できていないから』です。
誰しも、行動するためのアクセルペダルを持っていて、行動するときにはこのペダルを踏み込みます。
行動力のある人でも、アクセルを思いっきり踏み込める人とそうでない人がいます。
大成功を収めるタイプの人は、当然アクセルを全力で踏み込めるタイプの人です。
一方で、やりたいことができない人は、『アクセルを踏めていない人』と思われがちですが、そうではありません。
ここがポイント。
やりたいことができない人の多くは、『アクセルを踏めていない人』ではなく、『ブレーキを踏んだままアクセルを踏もうとしている人』なのです。
では、具体的にブレーキとは何か。
それは、次の2つです。
- 失うことに対する過度の防衛本能 (時間やお金)
- 周囲の評価 (他人の目)
やりたいことができない人は、この2つに縛られすぎて、行動を制限してしまっています。
やりたいことができない人から卒業する方法を考えるカギはここにあります。
やりたいことができない人の特徴
やりたいことができない人を制限しているものは、次の2つでした。
- 失うことに対する過度の防衛本能 (時間やお金)
- 周囲の評価 (他人の目)
では、これが、どういう特徴して現れてくるのか、やりたいことができない人の特徴を分析していきましょう。
特徴①:頭だけで考える
まず特徴その1。
やりたいことができない人は、頭だけで考えがちな人です。
別の言い方をすると、情報収集や記録することを怠りがちです。
逆に、やりたいことができている人は、興味を持つと速攻で調べます。
- Googleで検索しまくる
- インスタをフォローする
- コミュニティに参加して人の話を聞く
そして、その内容をメモしたり、スクショしたり、SNSで公開します。
つまり、記録をします。
自分の興味を、言葉として自分の外に出すことで、思いが風化することを予防し、むしろさらに思いが強くなります。
また、他人に公開することで、他の人が情報提供をしてくれたり、助けてくれたりします。
やりたいことができない人は、自分の頭の中だけで考えてしまうので、せっかく生まれた興味が行動する前に風化してしまうのです。
特徴②:理由を求める
特徴その2。
やりたいことができない人は、やることに『やる理由』を求めがち。
そして、大体の場合、『やらない理由』を先に見つけて行動しないというパターンです。
- あのレストランは人気だけど、相場より高いな
- 野球をまた始めたいけど、もう歳だしな
- キャンプをしたいけど、周りにキャンプ好きいないしな
- 新しい趣味を作りたいけど、時間がないよな
これでは、前に進めません。
特徴③:失敗を恐れる
特徴その3は、失敗を「過度に」恐れる人です。
- 投資信託を始めてみたいけど、大損したらどうしよう
- スクールに通いたいけど、続かなかったらどうしよう
- 海外旅行したいけど、事件に巻き込まれたらどうしよう
- あの映画を観たいけど、つまらなかったらどうしよう
心配性な性格は、別に悪いことではありません。
でも、心配しすぎて行動しない、は損しています。
- その失敗が起きる確率、起きたときの影響はどのくらいですか
- その失敗は、あなたの人生を破滅させるレベルのものですか
多くの失敗は、振り返ってみると、笑い話程度のことが多いです。
『交通事故が怖いから、家から出ません』では、せっかくの人生がもったいないですよね。
特徴④:他人の目を気にする
特徴その4は、他人の目を気にする人です。
人は人、自分は自分と割り切ってみても、やはり気になってしまうもの。
特に、地方で暮らしている人のように、コミュニティが狭く、人間関係が近い距離にある人ほど、この傾向は大きいかもしれません。
やりたいことができない人から卒業する方法
やりたいことができている人は段取りを考える
それでは、やりたいことができない人から卒業する方法を説明していきます。
この記事の冒頭で、私が『やりたいことができない人から卒業できた方法』を次のように説明しました。
やったことは『やりたいことリスト』を作って、それを定期的に見直しているだけ。
やりたいことができている人は、数歩先の未来をイメージできている人です。
やりたいことができない人は、1歩先の未来すらイメージできていない人です。
その差は、才能でもなければセンスでもない。
ただ、『人生のtodoリスト』を持っているかどうか、その作業をしたかどうかだけ。
『やりたいことができている人』と『やりたいことができない人』を分けているのは、数歩先の未来をイメージできているかどうか、です。
つまり、『やりたいことができている人』は、自分がやろうとしていることを具体的にイメージしようとしている人なのです。
『やりたいことリスト』を作ろう
やりたいことができない人から卒業するために、一番最初にやるべきこと。
それは、『やりたいことリスト』を作ることです。
そんなに好きではない仕事では『todoリスト』を作るのに、大事な人生の過ごし方に『todoリスト』がないなんて、そもそも変ですよね。
人生のtodoリストこそ、『やりたいことリスト』です。
自分がやりたいことを100個書き出してみましょう。
重複しているとか、粒度が違うとか気にする必要はありません。
思いつくままに、どんどん書き出しましょう。
『やりたいことリスト』が必要な理由
『やりたいことリスト』が必要な理由は以下の通り。
特に、大事なことは、『やりたいことリスト』を作る過程を通して、頭の中に埋もれていた自分がやりたいことに気づけるということ。
普通に思いつくものを書き出しても、50個も書けません。
100個書こうとすると、昔の思い出を呼び起こしたり、ネットや本を参考にしたり、他人の意見を参考にしたり、そういう作業が必要になります。
この作業こそが大切で、100個書き出すというプロセス自体が、自分と向き合う大事な時間だったりします。
『やりたいことリスト』を使って具体的にイメージする
『やりたいことリスト』ができたら、その中でもすぐに達成できそうにない目標をさらにブレイクダウンしてみましょう。
例えば、『世界一周旅行』の場合、
- クルーズ船で世界一周する
- バックパッカーとして世界を回る
- 今年はアジア、来年は北米、再来年は南米、のように何回かに分けて旅する
のように、自分に合った実現できそうな方法を考えます。
そうやって分解していくと、1週間以上休みがあるときは遠くの旅行に使いたいから、アジア圏は3~4連休で行くか、という考えになるかもしれません。
これまでのあなたなら、3~4連休は下手したらどこも外出せず、ゴロゴロしていただけかも。
でも、『やりたいことリスト』を作ることで、人生の大きな目標のようなものができると、目の前にある短い時間に対しても価値観が変わってきますよ。
やりたいことができない人の特徴と現状を変える方法まとめ
まとめます。
この記事では、
- やりたいことができない理由・原因
- やりたいことができない人の特徴
- やりたいことができない人から卒業する方法
について解説してきました。
行動するためのコツ、それは『数歩先の未来をどうイメージするか』です。
そのツールとして、『やりたいことリスト』は効果的。
ぜひ、一歩踏み出してください。
やりたいことにあふれている人は、きっと誰から見ても魅力的です。
では、また。