
自分がエントリーすると、いつも逆に動いて損切りになる。
チャート分析はしているし、エントリーするポイントも間違ってないと思うけど。逆に動いた後に、自分の思っていた方向に相場が伸びることも多くて、そんなときはFXを嫌いになりそう。
その悩み、わかります。
実際、私も同じ悩みを抱えていました。
そこで、FXの『値が逆に動く』問題で困っている方の悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する『値が逆に動く理由』を知っているだけで、各段にFXで負けにくくなります。なぜなら、『値が逆に動く理由』は共通していて傾向があるため、対策を打つことができるからです。
この記事では、まずFXの『値が逆に動く理由』を説明します。
そのあと、FXというゲームの特性(ゼロサムゲーム)についてわかりやすく解説します。
FXというゲームの特性(ゼロサムゲーム)を正しく理解していないと、いずれFXから退場してしまうことになるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
では、いきましょう。
FXはゼロサムゲーム!値が逆に動く理由を知らない人はFXから退場します

自分がエントリーしたら、値が逆に動いて損切りになった。
誰かが監視しているのでは?
実はこれ、FXでは『あるある』です。
今は勝てているトレーダーも含め、みんなが通ってきました。
先にネタバレをすると、原因は2つあります。
- あなたのスキル不足による自滅
- 機関投資家による意図的な罠
FXの『値が逆に動く』問題を解決するには、この2つの原因に対処していく必要があります。
以上を踏まえて、このあと、
- 『なぜエントリー直後にFX相場が逆に動くのか?』の理由を深堀り
- エントリー直後に逆に動くことへの対策
- 退場しないために知っておきたいFXのゲーム特性(ゼロサムゲーム)
を順番に解説していきます。
なぜエントリー直後にFX相場が逆に動くのか?

まずは、『なぜエントリー直後にFX相場が逆に動くのか?』の理由を深堀りしていきます。
理由は4つあります。
- 理由①:長期足の見落とし
- 理由②:エントリータイミングが不適切
- 理由③:逆張りが好きすぎる
- 理由④:機関投資家の罠
では、順番にいきましょう。
理由①:長期足の見落とし
理由の1つ目は、『長期足の見落とし』です。
サポートやレズスタンスが何もないのに、急に値が逆に動く場合は、長期足の相場分析をやり直してみてください。
例えば、トレード足を見ていると何もないと思っていた場所に、長期足の波の半値(フィボナッチの50%)があったりします。
理由②:エントリータイミングが不適切
理由の2つ目は、『エントリータイミングが不適切』です。
特に、エントリーが早すぎる可能性があります。
例えば、レンジをブレイクしたとき、ブレイクしたその足に飛び乗っていませんか。
ブレイク足に飛び乗ってしまうと、トレンドが続く場合でも、そのあとの調整で値が逆に動くので注意が必要です。
理由③:逆張りが好きすぎる
理由の3つ目は、『逆張りが好きすぎる』です。
日本人は逆張り好き、という話がFX界では有名なほど、日本人は最高値・最安値を掴もうとし過ぎる傾向があります。
例えば、ダブルトップの頂点で買おうとしたり、サポートラインで跳ね返った瞬間に買おうとする人です。だいたい、そのままラインを抜けてしまって損切りになってしまっているのでは。
理由④:機関投資家の罠
理由の4つ目は、『機関投資家の罠』です。
初心者トレーダーにとっては恐ろしい話ですが、莫大な資金を持った機関投資家が、その資金力をつかって意図的にチャートの動きを作り、FX初心者を刈りに来る場合があります。
いわゆる『ダマシ』と呼ばれる現象はその一例です。
例えば、レンジブレイクしたと見せかけて、またレンジに戻る動き。
機関投資家は、レンジブレイクに飛び乗ったFX初心者のロスカットを利益に変えています。
エントリー直後に逆に動くのを減らすには?【FXで退場したいために】

値が逆に動くと思っているうちは、FXの常勝トレーダーにはなれません。
このままでは、いつか退場してしまいます。
しかし、ご安心ください。
この記事で『エントリー直後に逆に動くことへの対策』を解説します。
1つ1つ解決していけば大丈夫。
対策は4つです。
- 対策①:相場分析は必ず長期足から
- 対策②:押し・戻りを待つ
- 対策③:順張りが基本と心得る
- 対策④:機関投資家の動きを意識する
では、順番にいきましょう。
対策①:相場分析は必ず長期足から
対策の1つ目は、『相場分析は必ず長期足から』です。
FXで相場観を磨くには、複数の時間足を把握するチャート分析(マルチタイムフレーム分析といいます)が不可欠です。
月足、週足、日足としっかり分析して、どのあたりにサポートやレジスタンスがあるかを見極めていきましょう。
特に、
- 長期足の波の半値(フィボナッチの50%)
- 長期足のネックライン
は見落としがちになるので、注意しましょう。
対策②:押し・戻りを待つ
対策の2つ目は、『押し・戻りを待つ』です。
ブレイク後に値が逆に動くと感じる時は、押し・戻りを待つことを意識しましょう。
ブレイク後の動きとして、
- ラインをブレイク(第1波)
- ブレイク組が利益確定して値が逆行(第2波)
- レジサポ転換してトレンド継続(第3波)
という動きになります。
値が逆に動くと感じてしまう人は、第1波を掴みに行っている可能性が高いので、第3波を取るつもりでやるといいかもです。
対策③:順張りが基本と心得る
対策の3つ目は、『順張りが基本と心得る』です。
2つ目に通じる話でもありますが、FXはトレンドフォローが基本です。
てっぺんから売りたくなる気持ちもわかりますが、ダブルトップのてっぺんは相場の転換地点になります。
つまり、ダブルトップを崩してトレンドを継続したい人たちと、ダブルトップを完成させてトレンド転換したい人がバチバチに戦う戦場なのです。
FX始めたてのトレーダーが、こんな戦場で生き残れるはずもありません。
ダブルトップでトレンド転換を狙いたいのであれば、ダブルトップが完成しトレンドが生まれた後で、トレンドフォローの形でエントリーしていく方がおすすめです。(もちろん、ダブルボトムも同じ話です)
対策④:機関投資家の動きを意識する
対策の4つ目は、『機関投資家の動きを意識する』です。
機関投資家に刈られるという話を聞いて、ぞっとした方も多いのではないでしょうか。
実際、私もこの事実を知ったとき、ぞっとしました。
しかし、対策があります。
それは、機関投資家が仕掛けてくるところを理解して、そのときのトレードを避けるという方法です。
機関投資家が仕掛けてくるところで代表的なものを2つ。
- レンジブレイクのダマシ
- 東京時間からロンドン時間への切り替わり
この2つです。
レンジブレイクのダマシは、次のような動きになります。
- 機関投資家が買いでレンジ上限をブレイク、上限ちょい上にあるロスカットを誘発
- このタイミングで初心者トレーダーがブレイクに飛び乗り
- 機関投資家がレンジブレイクで得た利益を一気に利益確定+さらに新規売りを乗せてレンジ内に回帰
- このタイミングで飛び乗った初心者トレーダーのロスカットが誘発
この場合のポイントは(3)のレンジ内に回帰する動きが起きるかどうかに注目します。
回帰する動きが機関投資家によるダマシ、回帰せずレンジを抜けてトレンド継続すればエントリーします。
また、機関投資家が多く参加してくるのがロンドン時間とニューヨーク時間です。
そのため、東京時間からロンドン時間への切り替わりは注意が必要。
この時間帯は『トレードを控える』が最適解でしょう。
退場したいために知っておきたいFXの本質【FXはゼロサムゲームです】

このあとは、おまけです。
先にネタバレすると、退場したいために知っておきたいFXの本質とは、機関投資家との向き合い方です。
これを理解するために、FXというゲームの特性(ゼロサムゲーム)を解説したうえで、機関投資家との向き合い方について最後に解説しようと思います。
ゼロサムゲームとは
FXはゼロサムゲームと言われます。
ゼロサムゲームとは、参加者の得点と失点の総和(サム)がゼロになるゲームのことです。
要は、勝者チームが得た利益の合計は、敗者チームが失った損失の合計に等しいということ。つまり、必ず勝者と敗者が存在するゲームということです。
FXはゼロサムゲームか →はい
繰り返しですが、FXはゼロサムゲームです。
誰かが利益を上げている裏には、必ずロスカットされている誰かがいます。
つまり、勝者と敗者で利益の奪い合いが起きています。
株式はゼロサムゲームか →いいえ
では、株式はゼロサムゲームでしょうか。
これは「No」です。
株式はゼロサムゲームではありません。
株式は市場自体が拡大するため、全員が勝者という場合があり得ます。
なので、一般的には、ゼロサムゲームではないと言われます。
株式投資は「何も考えず持っていれば利益が出る」ということがあり得ますが、FXでは基本そんなことはありえません。そのため、FXは株式投資より難しいと言えます。
ゼロサムゲームで勝つには勝者ではなく敗者を分析せよ
これまでの解説でお気づきかと思いますが、FXにおける勝者の代表例は機関投資家であり、FXにおける敗者の代表例は初心者トレーダー(個人投資家)になります。
このため、初心者トレーダーの大多数は退場してしまいます。
しかし、一方で、退場せず勝者側に移った個人投資家もいます。
では、退場した個人投資家と、常勝トレーダーになった個人投資家の違いは何か。
それは、機関投資家との向き合い方です。
FXで退場せず生き残るための最も有効な戦術は『コバンザメ戦法』です。
絶対的な強者(クジラ)である機関投資家に、コバンザメのようにぴったりくっついて、機関投資家が生み出す利益のおこぼれを刈り取っていくのです。
でも、機関投資家の知り合いなんていないし、機関投資家の考えていることなんて、わからないのでは?
そのためにチャート分析をしてプライスアクション(ローソク足の形・動き)を確認するのです。
チャート分析の結果見えてきたレジサポのラインで、どういうプライスアクション(ローソク足の形・動き)が起こっているのか、これをよく観察しましょう。
常勝トレーダーになった個人投資家は、プライスアクション(ローソク足の形・動き)を見て機関投資家や初心者トレーダーの心理を読み取る練習をしています。
チャート分析をして相場観を身に付ける作業とは、こういう相場心理を読み取る訓練をすることだと私は思います。
【まとめ】FXはゼロサムゲーム!値が逆に動く理由を知らない人はFXから退場します

いかがでしたでしょうか。
この記事では、
- 『なぜエントリー直後にFX相場が逆に動くのか?』の理由を深堀り
- エントリー直後に逆に動くことへの対策
- 退場しないために知っておきたいFXのゲーム特性(ゼロサムゲーム)
- FXというゼロサムゲームで勝者になるための方法
を解説してきました。
この記事から、あなたの悩み解決への糸口が少しでも見つかれば、うれしい限りです。
では、また。