社会人のみなさん、勉強をしているでしょうか。
「勉強しないと」と思いながらも、仕事が忙しくて勉強時間が確保できていない人も多いのではないでしょうか。
実際、私も仕事する時間は長いほうです。
家に帰ると22時を過ぎている日も結構あります。
そんな中でも勉強時間を捻出して毎日2時間くらい勉強しています。
本記事では、忙しい社会人が勉強時間を捻出するための方法を解説します。
というのも、私は社会人こそ勉強をしたほうがいいと考えています。
その理由は次の2つです。
一生懸命勉強しても報われないこともある受験生と違って、社会人は勉強すれば確実に成果を手に入れることができます。
周りがさぼっている分なおさらです。
「そろそろ勉強しようかな」と思っている方や「時間ないな」と思っている方は、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
本記事のスライド1枚解説
この記事で説明したい内容をスライド1枚で解説します。
社会人が確保できる勉強時間
土日休みのサラリーマンをモデルケースとして考えますが、社会人が勉強時間として確保できるのは以下の4つの時間です。
ちなみに、私の勉強時間は次のとおりです。
平日・休日問わず毎日2時間ぐらいですね。
平日は主に通勤時間を使って勉強しています。
帰宅後にはFXをやっているのですがFXのエントリー待ちの時間に勉強しています。
休日は朝2時間と、あとは午後に時間が取れれば+αという感じです。
社会人が勉強時間を確保するコツは3つだけ
ながら勉強をマスターしてスキマ時間を有効活用する
お気づきの通りですが、社会人は平日にまとまった勉強時間を確保するというのが難しいです。
椅子に座ってコーヒーでも飲みながら、なんていうことはまず不可能です。
そのため、平日に勉強時間を捻出するには、スキマ時間をうまく使っていく必要があります。
通勤時間もそうですし、私の場合はFXのエントリー待ちの時間なども含まれます。
コツは「ながら勉強」をすることです。
例えば、通勤しながら、FXをしながら、レジ待ちをしながら、です。
具体的には、30分未満の分断された時間をいかに上手に使ってくかがポイントになります。
「そんな環境だと勉強に集中できない」という意見もあると思います。
とてもよくわかります。私もそうでした。
しかし、完璧や理想を求めるのはやめましょう。
完璧な状態を求め始めると、スタートできなくなります。
社会人が勉強時間として確保できるのは先ほど示した通勤中、出社前、帰宅後、休日の4つしかありません。
その中で勉強時間を捻出するためには、現状別のことに使っている時間を「勉強に置き換える」か、別のことをやりつつ「勉強も同時にやる」かしかありません。
時間を作るという観点においては、私は後者のほうがハードルが低いと考えています。
また、通勤時間のように毎日必ず発生している時間の中に勉強時間を重ねていけば毎日続けられるようになります。
目的を明確にして毎日続けることで習慣にする
勉強を続けてるためには、習慣化することが大切です。
始めたばかりのころは「気乗りしない」とか「面倒だな」と思うこともありますが、習慣化することで自分の生活の一部に組み込まれるようになります。
スマホでSNSやメールをチェックするのと同じで、無意識に気合を入れなくても勉強できるようになります。
私は仕事で経営者の方と話す機会があります。
彼らは非常に忙しいのですが、勉強を欠かさない人が多いです。
彼らにとって勉強は生活の一部なんだと思います。
では、勉強を習慣化していくためのポイントを説明します。
習慣化するには「目的」と「効率」を意識する必要があります。
まず目的についてですが、一部の勉強好きを除いて勉強はイヤなものです。
勉強イヤだ、という気持ちを乗り越えるのが一番最初のハードルです。
勉強を始める時の「イヤだ」と思う気持ちを乗り越えるに、「なぜ自分は勉強するのか」を明確にしておく必要があります。
取りたい資格があるとか、仕事ができるあの先輩のようになりたいとか、なんでもいいです。
漠然と始めるのではなく、自分はこうなりたいから勉強するという目標設定をしておきましょう。
目標設定をすることで、さぼりたくなったとき自分の拠り所になります。
私は20代のころは「どんな困難でも乗り越えらるスキルを手に入れるぞ」と、少年ジャンプのヒーロー像のような目標に向かって勉強していました。
30代になった今は、「年収を上げる」という目標設定をしており、副業で稼げるスキルについて勉強しています。
次に勉強効率の話です。
勉強効率を重視する【おすすめの勉強方法を紹介】
目的を明確にしたら、次は効率を考えましょう。
なぜ効率が大切かを先に補足しておきますね。
そもそも社会人は時間がありません。これはすでに述べてきました。
もう1つの理由が、効率の悪い勉強方法を続けると、進まないことがストレスになり勉強が続かない(習慣化しない)からです。
例えば、難しい専門書を読んだとき、なかなか理解できなくてページが進まず、結局読むのをやめたという経験はないでしょうか。あの現象が起こります。
逆に、知りたいと思う好奇心を上手に刺激できれば勉強を習慣化するのはそんなに難しくないです。
勉強するうえでのストレスを取り除き、好奇心を刺激する仕掛けを準備する必要があります。
では、勉強効率を上げるおすすめの勉強方法を紹介します。
動画を使って勉強する
本を読むのが苦手な人におすすめです。
動画を使った学習教材は再生するだけで勝手に進んでいくので、受け身姿勢でさくっと勉強することができます。通勤時間などスキマ時間で上手に使いたい学習法です。
おすすめは「Udemy(ユーデミー)」です。
Udemy(ユーデミー)とは米国発のオンライン動画学習のプラットフォームです。
簡単に言うとAmazonの動画版のようなもの。
世界で3500万人が利用している世界的にはかなり有名なサービス。
日本では、『進研ゼミ』でおなじみのベネッセが事業パートナーになっています。
Udemyの動画は定価だと高いのですが、頻繁にセールが実施されていて、2万円の動画でもだいたい2000円前後で買うことができます。
Udemy(ユーデミー)
【参考記事】
音声で学ぶ(オーディオブック)
もう1つ、スキマ時間で活用したいのが本を音声で聴くサービス(オーディオブック)です。
これもかなり便利で、慣れてくれば通勤時間にオーディオブックを聴きながらニュースをチェックするとかができます。
おすすめはAmazonの「Audible」ですね。月額1,500円です。
Aamzon Audible(月額1,500円(税込))
なお、音声ではなく字を読むのが好きという方には、Kindle Unlimitedがおすすめです。月額980円で電子書籍が読み放題です。
読書好きにはたまらないですね。
Aamzon Kindle unlimited(月額980円(税込))
場所にもこだわってみる
場所にこだわってみるのもおすすめ。
特におすすめなのが、コワーキングスペースの利用です。
特にマンション住まいの方には、かなりおすすめ。
実際、私も家に業場所がなく、カフェで作業や勉強をしていました。
ただ、思いっきり作業をしたいときに物足りなさを感じることがあったり、1~2杯のコーヒーで長時間粘ることに後ろめたさがありました。
そこで、カフェに代わる新しい作業場所として、BIZcomfort(ビズコンフォート)というコワーキングスペースの利用を開始したのですが、とても気に入り使っています。
BIZcomfortは、次のような人にぴったりのサービスです。
- 自宅に仕事や勉強をする場所がない人
- お値段をおさえて使いたい人
- 夜遅くや土日祝含めて使いたい人
利用前に内覧もできるので、ぜひ検討してみてください。
BIZcomfort(月額2,200円(税込)~)
【参考記事】
社会人が勉強時間を確保するためのコツまとめ
社会人は勉強すべきです。
なぜなら勉強したことをアウトプットできる場があるからです。
また、勉強しない社会人が多い分、勉強すれば周囲との差をつけることができます。
本記事では、社会人が勉強時間を確保するコツとして以下の3つを紹介しました。
ポイントは平日のスキマ時間の使い方です。
社会人が勉強時間として確保できる時間は、通勤中、出社前、帰宅後、休日の4つしかありません。
どうすれば、これらの時間を勉強時間にできるかをぜひ考えてみてください。
では、また。